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行政主体 (行政法)
行政主体とは、
個々の国民に対置された行政活動の担い手を意味する理論上の概念である。
個々の国民という1個の権利義務主体に対置され、
行政上の法律関係から生じる権利義務の帰属主体となる。
行政主体としての性格を有するものとしては
国、
地方公共団体(都道府県、市町村、特別区など)、
独立行政法人(国立病院機構、国立大学法人、産業技術総合研究所等)
政府関係特殊法人(日本銀行、健康保険組合、公団、公庫等)
等がある。
これらの行政主体は、個別法律に基づき、
一定の限定された範囲内で行政上の義務や権限を付与された法人である。